ジュネット「ハミルトンが司令官をたぶらかしてたんだ」
ナガセ「ぶん殴ってやったわ、あいつのこと。あいつ、少佐の階級章つけてやがった」
ブレイズ「ハミルトンもそうだが、あの8492は一発ガツンと撃ち落としてやらないと気が済まないぜ」
グリム「ダメです。格納庫の僕らの機体は押さえられてます」
ナガセ「こんな時に頼りになるのは……」
一同「おやじさんしかいない!」
ブレイズ「あ~」
ナガセ「あ~」
グリム「あ~」
ウォードッグ「おやっさ~ん! おやっさ~ん!」
ウォードッグ「今日もレンタルプリーズ」
ウォードッグ「おやっさ~ん!」
ウォードッグ「見た目に強そな何かの機体を、プリーズプリーズ、レンタルプリーズ!」
ウォードッグ「でもって、あ~、あ~、嘘つき8492をぎったぎったに落としまくる何かをレンタルプリーズ」
ウォードッグ「ふぅ~~~~」
おやじさん「気に入った。これ持って行きな」
ブレイズ「ああっ。こんなところに機体が!」
ナガセ「なによ、これ!」
グリム「何って、僕らが練習生の時に乗ったHAWK……」
ナガセ「こんな練習機でどうしろっていうのよ!」
おやじさん「物持ちのいいことは救いだね。練習機だからって馬鹿にしたものじゃないぞ。立派に飛べるし、QAAMだって搭載できる」
ブレイズ「おお! QAAMか! 何発付けてくれるんだ?」
おやじさん「すまない。在庫切れだ」
ブレイズ「ち。通常ミサイルで8492とやり合うのか……」
おやじさん「通常ミサイルも在庫切れ」
ブレイズ「まさか、機銃だけで……」
おやじさん「悪い。機銃弾も……」
ブレイズ「……」
おやじさん「逃げるからな。君たち、ちゃんとついて来るんだよ」
グリム「前が開けて来た……、あれは!?」
ナガセ「ここは……、大根畑!」
グリム「練馬大根の農場だ!」
カーク「……?」
Yes選択の場合
No選択の場合
放置の場合
ジュネット「ところでカーク、どうしておまえの頭には大根の葉っぱが生えてるんだ?」
真説・MISSION 20『古城の幽閉者』練馬大根ブラザーズ編 §
おやじさん「それでは、異存がなければ、航空作戦の指揮は私が執らせていただく」
ベルカ公国領内において、大統領救出作戦を実施する。救出作戦を妨害する敵勢力の鎮圧、シー・ゴブリンの援護が今回の任務である。空母ケストレル艦載機の中から任務遂行機を選び、出撃せよ。
ナガセ「ちょっと待ってよ。ケストレルの艦載機って、F-14Aじゃない。あたし、あんな機動性の低い機体で飛びたくないわよ」
ブレイズ「いや、その気持ちは分かるが、俺たち金がないし、今は耐えてトム猫と楽しいひとときを過ごしてくれ!」
ナガセ「イヤと言ったら絶対イヤ! あたし、F-35Cじゃないとイヤ! でなかったら、せめてF-14D! それが駄目ならドンペリ!」
ブレイズ「そうは言っても先立つものが……」
ダンサーズ「レッツゴー」
ダンサーズ「借りちゃいなマネー、気が済むまで~」
(中略)
ブレイズ「借りちゃった……」
ナガセ「やったー、これでF-35Cで出撃できるわ!」
グリム「わ~い。リーンの翼にも出てくる最新鋭のF-35だ~。ACE COMBAT 5のF-35CはVTOLタイプじゃないけど」
スノー「悪いな、ブレイズ。実はオレもF-35Cに乗ってみたかったんだ」
ブレイズ「げ。3機分しか金がない。ってことは、オレだけF-14Aかよ。つうか、おまえら熱心に対地攻撃しないくせに、LASM装備のF-35Cに乗る気かよ!?」